【2019年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2019年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
山﨑康晃 ベイスターズ 61 30 2.8 1.05 13 1.95
ドリス タイガース 56 19 4.5 0.85 13 2.11
中川皓太 ジャイアンツ 67 16 4.1 1.16 17 2.37
鈴木博志 ドラゴンズ 25 14 1.1 1.76 12 4.32
フランスア カープ 67 12 2.9 1.21 22 2.76
マクガフ スワローズ 65 11 2.9 1.35 24 3.15

2018年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
山﨑康晃 ベイスターズ 57 37 3.5 1.03 17 2.72
石山泰稚 スワローズ 71 35 4.1 1.06 17 2.08
ドリス タイガース 55 32 3.3 1.25 17 2.85
中﨑翔太 カープ 68 32 1.9 1.43 20 2.71
田島慎二 ドラゴンズ 30 15 0.7 1.67 23 7.22
カミネロ ジャイアンツ 20 11 3.2 1.77 12 5.79

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2019年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
ジョンソン タイガース 58 7.0 0.80 9 1.38
ロドリゲス ドラゴンズ 64 5.5 0.93 11 1.64
島本浩也 タイガース 63 4.3 0.94 11 1.67
岡田俊哉 ドラゴンズ 53 3.8 1.15 20 3.58
田口麗斗 ジャイアンツ 55 3.7 1.18 30 4.13
高木京介 ジャイアンツ 55 3.7 1.19 23 3.83
エスコバー ベイスターズ 74 3.7 1.12 21 2.51
中村恭平 カープ 43 3.4 1.08 13 2.64
福敬登 ドラゴンズ 52 3.3 1.04 12 2.05
澤村拓一 ジャイアンツ 43 3.2 1.18 14 2.61
守屋功輝 タイガース 57 3.1 1.15 18 3.00
梅野雄吾 スワローズ 68 3.1 1.18 28 3.72
国吉佑樹 ベイスターズ 53 2.9 1.30 37 4.80
ハフ スワローズ 68 2.8 1.20 29 3.97
レグナルト カープ 52 2.0 1.47 22 3.34
三嶋一輝 ベイスターズ 71 2.0 1.35 35 4.33
菊池保則 カープ 58 1.9 1.02 19 2.80
近藤一樹 スワローズ 59 1.7 1.68 21 3.57

2018年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
桑原謙太朗 タイガース 62 5.4 1.12 17 2.68
上原浩治 ジャイアンツ 36 4.8 1.07 14 3.63
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 48 4.0 1.00 18 4.63
マシソン ジャイアンツ 34 3.2 1.02 11 2.97
一岡竜司 カープ 59 2.8 1.21 18 2.88
風張蓮 スワローズ 53 2.8 1.21 28 4.37
岩崎優 タイガース 61 2.8 1.47 34 4.94
三嶋一輝 ベイスターズ 60 2.6 1.35 30 3.97
近藤一樹 スワローズ 74 2.4 1.37 31 3.64
澤村拓一 ジャイアンツ 49 2.0 1.57 27 4.64
三上朋也 ベイスターズ 65 2.0 1.34 19 3.05
祖父江大輔 ドラゴンズ 51 1.9 1.32 17 3.14
藤川球児 タイガース 53 1.8 1.21 14 2.32
ジャクソン カープ 48 1.8 1.49 14 2.76
砂田毅樹 ベイスターズ 70 1.8 1.32 21 3.61
中尾輝 スワローズ 54 1.7 1.59 21 3.50
鈴木博志 ドラゴンズ 53 1.6 1.49 24 4.41
アドゥワ誠 カープ 53 0.8 1.46 28 3.74

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2019年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
石山泰稚 スワローズ 34 3.9 1.15 10 2.73
石田健大 ベイスターズ 40 3.7 1.12 17 2.14
岩崎優 タイガース 48 3.4 0.76 6 1.01
R.マルティネス ドラゴンズ 43 3.4 1.18 12 2.66
大竹寛 ジャイアンツ 32 3.0 1.31 8 2.77
藤川球児 タイガース 56 2.6 1.09 11 1.77
大下佑馬 スワローズ 31 2.5 1.54 24 5.18
宮國椋丞 ジャイアンツ 28 2.3 1.18 13 3.94
マシソン ジャイアンツ 28 2.1 1.63 11 4.37
パットン ベイスターズ 42 2.0 1.64 21 5.15
祖父江大輔 ドラゴンズ 44 1.9 1.21 16 3.11
一岡竜司 カープ 33 1.8 1.26 10 2.90
能見篤史 タイガース 51 1.7 1.39 21 4.30
藤岡好明 ベイスターズ 32 1.5 1.45 6 1.86
遠藤淳志 カープ 34 1.5 1.43 15 3.16
中﨑翔太 カープ 36 1.4 1.73 16 4.08
五十嵐亮太 スワローズ 45 1.4 1.39 14 2.98
谷元圭介 ドラゴンズ 38 1.1 1.77 17 5.22

2018年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
パットン ベイスターズ 58 4.2 1.23 16 2.57
中澤雅人 スワローズ 37 4.0 1.40 22 6.91
福谷浩司 ドラゴンズ 29 4.0 1.41 15 5.00
中川皓太 ジャイアンツ 30 3.9 1.46 21 5.02
岡本洋介 タイガース 34 2.7 1.28 19 3.83
永川勝浩 カープ 22 2.6 1.29 10 4.82
宮國椋丞 ジャイアンツ 29 2.5 1.16 7 1.97
エスコバー ベイスターズ 53 2.5 1.30 21 3.57
能見篤史 タイガース 45 2.5 1.05 16 2.56
望月惇志 タイガース 37 2.4 1.43 21 4.30
フランスア カープ 47 2.4 1.11 12 1.66
田原誠次 ジャイアンツ 29 2.4 1.11 9 2.56
佐藤優 ドラゴンズ 42 2.2 1.15 10 2.08
秋吉亮 スワローズ 35 2.0 1.36 18 4.23
今村猛 カープ 43 1.7 1.51 22 5.17
又吉克樹 ドラゴンズ 40 1.6 1.72 30 6.53
武藤祐太 ベイスターズ 20 1.2 1.35 17 6.46
梅野雄吾 スワローズ 29 1.1 1.84 21 7.09

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団で多くのイニングを投じた上位3名だけを選出して、その中からWHIPが1.2以下の投手を掲載しました。

2019年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
森福允彦 ジャイアンツ 41 17.0 0.74 7 1.60
小熊凌祐 ドラゴンズ 27 11.5 0.95 12 3.52
砂田毅樹 ベイスターズ 28 6.4 0.93 3 0.93
藤井皓哉 カープ 26 5.8 0.59 1 0.33
吉田凌 バファローズ 29 4.6 1.04 4 1.38
中澤雅人 スワローズ 43 4.1 1.04 11 2.70
南昌輝 マリーンズ 36 4.0 1.09 8 2.12
田島慎二 ドラゴンズ 23 3.9 1.04 7 2.63
鍬原拓也 ジャイアンツ 40 3.6 1.05 14 2.95
平田真吾 ベイスターズ 41 3.5 1.12 17 3.23
今村猛 カープ 27 3.4 1.50 12 4.05
中尾輝 スワローズ 36 3.4 1.28 18 4.50
田中正義 ホークス 25 3.4 0.77 6 1.80
アダメス ジャイアンツ 37 3.3 1.34 15 3.02
齋藤綱記 バファローズ 33 3.3 0.73 3 1.09
福永春吾 タイガース 44 3.2 1.37 20 3.86
近藤弘樹 イーグルス 29 3.1 1.46 28 5.18

2018年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
高木京介 ジャイアンツ 26 6.7 1.08 14 3.57
中田廉 カープ 24 5.8 0.97 7 2.66
伊藤和雄 タイガース 36 5.2 0.84 5 1.26
森福允彦 ジャイアンツ 29 5.2 0.94 9 3.47
谷元圭介 ドラゴンズ 37 4.7 1.04 18 4.67
守屋功輝 タイガース 39 4.6 1.21 15 3.35
山本翔也 タイガース 28 4.0 1.55 10 4.35
屋宜照悟 スワローズ 41 3.9 1.19 20 3.97
谷岡竜平 ジャイアンツ 26 3.9 0.95 5 1.65
西宮悠介 イーグルス 34 3.8 1.22 11 2.68
寺原隼人 ホークス 23 3.7 0.99 4 1.48
高橋礼 ホークス 27 3.4 0.87 6 1.21
大山暁史 バファローズ 36 3.3 0.90 8 2.10
田中豊樹 ファイターズ 45 3.3 1.17 23 3.79
島本浩也 タイガース 34 3.3 1.15 12 3.45
三ツ間卓也 ドラゴンズ 34 3.2 0.92 10 2.43
今野龍太 イーグルス 46 3.0 1.46 24 4.76
藤岡好明 ベイスターズ 25 3.0 1.35 7 2.36

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2022.7.9
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