【2018年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2018年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
山﨑康晃 ベイスターズ 57 37 3.5 1.03 17 2.72
石山泰稚 スワローズ 71 35 4.1 1.06 17 2.08
ドリス タイガース 55 32 3.3 1.25 17 2.85
中﨑翔太 カープ 68 32 1.9 1.43 20 2.71
田島慎二 ドラゴンズ 30 15 0.7 1.67 23 7.22
カミネロ ジャイアンツ 20 11 3.2 1.77 12 5.79

2017年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
ドリス タイガース 63 37 5.0 1.11 19 2.71
田島慎二 ドラゴンズ 63 34 1.8 1.04 20 2.87
カミネロ ジャイアンツ 57 29 2.8 1.25 17 2.42
山﨑康晃 ベイスターズ 68 26 6.5 0.99 12 1.64
今村猛 カープ 68 23 2.6 1.24 17 2.38
秋吉亮 スワローズ 43 10 3.5 1.14 16 3.35

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2018年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
桑原謙太朗 タイガース 62 5.4 1.12 17 2.68
上原浩治 ジャイアンツ 36 4.8 1.07 14 3.63
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 48 4.0 1.00 18 4.63
マシソン ジャイアンツ 34 3.2 1.02 11 2.97
一岡竜司 カープ 59 2.8 1.21 18 2.88
風張蓮 スワローズ 53 2.8 1.21 28 4.37
岩崎優 タイガース 61 2.8 1.47 34 4.94
三嶋一輝 ベイスターズ 60 2.6 1.35 30 3.97
近藤一樹 スワローズ 74 2.4 1.37 31 3.64
澤村拓一 ジャイアンツ 49 2.0 1.57 27 4.64
三上朋也 ベイスターズ 65 2.0 1.34 19 3.05
祖父江大輔 ドラゴンズ 51 1.9 1.32 17 3.14
藤川球児 タイガース 53 1.8 1.21 14 2.32
ジャクソン カープ 48 1.8 1.49 14 2.76
砂田毅樹 ベイスターズ 70 1.8 1.32 21 3.61
中尾輝 スワローズ 54 1.7 1.59 21 3.50
鈴木博志 ドラゴンズ 53 1.6 1.49 24 4.41
アドゥワ誠 カープ 53 0.8 1.46 28 3.74

2017年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
桑原謙太朗 タイガース 67 6.3 0.94 11 1.51
石山泰稚 スワローズ 66 4.5 1.17 23 3.03
マシソン ジャイアンツ 59 4.4 1.02 17 2.24
砂田毅樹 ベイスターズ 62 3.8 1.23 25 4.12
ルーキ スワローズ 61 3.7 1.20 20 2.97
マテオ タイガース 63 3.6 1.12 18 2.75
パットン ベイスターズ 62 3.5 1.15 18 2.70
岩崎優 タイガース 66 3.3 1.26 19 2.39
近藤一樹 スワローズ 54 3.2 1.19 29 4.72
ジャクソン カープ 60 2.9 1.00 14 2.03
一岡竜司 カープ 59 2.9 1.06 12 1.85
西村健太朗 ジャイアンツ 45 2.4 1.21 19 3.56
池田駿 ジャイアンツ 33 2.2 1.22 14 3.35
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 50 2.0 1.43 19 4.79
中﨑翔太 カープ 59 1.8 0.92 9 1.40
三上朋也 ベイスターズ 61 1.8 1.24 29 5.12
伊藤準規 ドラゴンズ 39 1.7 1.47 27 3.88
祖父江大輔 ドラゴンズ 35 1.5 1.31 12 2.57

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2018年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
パットン ベイスターズ 58 4.2 1.23 16 2.57
中澤雅人 スワローズ 37 4.0 1.40 22 6.91
福谷浩司 ドラゴンズ 29 4.0 1.41 15 5.00
中川皓太 ジャイアンツ 30 3.9 1.46 21 5.02
岡本洋介 タイガース 34 2.7 1.28 19 3.83
永川勝浩 カープ 22 2.6 1.29 10 4.82
宮國椋丞 ジャイアンツ 29 2.5 1.16 7 1.97
エスコバー ベイスターズ 53 2.5 1.30 21 3.57
能見篤史 タイガース 45 2.5 1.05 16 2.56
望月惇志 タイガース 37 2.4 1.43 21 4.30
フランスア カープ 47 2.4 1.11 12 1.66
田原誠次 ジャイアンツ 29 2.4 1.11 9 2.56
佐藤優 ドラゴンズ 42 2.2 1.15 10 2.08
秋吉亮 スワローズ 35 2.0 1.36 18 4.23
今村猛 カープ 43 1.7 1.51 22 5.17
又吉克樹 ドラゴンズ 40 1.6 1.72 30 6.53
武藤祐太 ベイスターズ 20 1.2 1.35 17 6.46
梅野雄吾 スワローズ 29 1.1 1.84 21 7.09

2017年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
髙橋聡文 タイガース 61 3.6 0.90 9 1.70
中澤雅人 スワローズ 28 3.5 1.25 12 4.10
藤川球児 タイガース 52 3.0 1.15 14 2.22
加賀繁 ベイスターズ 33 2.9 1.37 13 4.44
福谷浩司 ドラゴンズ 25 2.9 1.65 17 5.74
森福允彦 ジャイアンツ 30 2.6 1.45 7 3.05
中田廉 カープ 53 2.5 1.22 14 2.70
松岡健一 スワローズ 37 2.5 1.26 13 3.51
ブレイシア カープ 26 2.4 1.33 10 3.00
谷元圭介 ドラゴンズ 18 2.3 1.44 12 6.00
石崎剛 タイガース 26 2.1 1.01 4 1.17
平田真吾 ベイスターズ 33 1.7 1.35 19 4.71
田中健二朗 ベイスターズ 60 1.6 1.37 24 4.47
田原誠次 ジャイアンツ 27 1.5 1.39 9 2.89
篠原慎平 ジャイアンツ 23 1.4 1.43 11 3.62
ヘーゲンズ カープ 11 1.4 2.07 11 6.60
三ツ間卓也 ドラゴンズ 35 1.1 1.65 17 4.06
山本哲哉 スワローズ 32 0.8 1.62 18 4.76

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団で多くのイニングを投じた上位3名だけを選出して、その中からWHIPが1.2以下の投手を掲載しました。

2018年

WHIPの良い順に並べてます

選手 チーム イニング WHIP K/BB 自責点 防御率
攝津正 ホークス 72.0 0.96 3.8 18 2.25
大野雄大 ドラゴンズ 77.0 0.99 5.5 18 2.10
谷川昌希 タイガース 79.0 1.01 3.8 23 2.62
渡邉啓太 マリーンズ 75.0 1.08 3.6 26 3.12
大竹寛 ジャイアンツ 94.0 1.09 2.9 31 2.97
近藤弘樹 イーグルス 81.1 1.09 2.4 28 3.10
柳裕也 ドラゴンズ 65.2 1.10 8.1 20 2.74
石橋良太 イーグルス 83.2 1.12 3.4 24 2.58
山中浩史 スワローズ 69.2 1.18 2.9 29 3.75

2017年

WHIPの良い順に並べてます

選手 チーム イニング WHIP K/BB 自責点 防御率
島本浩也 タイガース 73.2 0.86 4.6 13 1.59
山田大樹 ホークス 134.0 1.04 4.1 35 2.35
古川侑利 イーグルス 102.1 1.06 4.3 32 2.81
浦野博司 ファイターズ 73.0 1.07 2.1 12 1.48
本田圭佑 ライオンズ 89.0 1.09 3.0 28 2.83
阿知羅拓馬 ドラゴンズ 111.1 1.10 2.5 26 2.10
関谷亮太 マリーンズ 87.2 1.11 2.4 31 3.18
吉田侑樹 ファイターズ 106.0 1.14 2.8 26 2.21
今村信貴 ジャイアンツ 117.2 1.14 2.8 32 2.45
藤平尚真 イーグルス 79.0 1.15 2.3 26 2.96
山田修義 バファローズ 94.2 1.18 3.1 28 2.66
岸田護 バファローズ 73.0 1.19 4.7 28 3.45

更新履歴

2022.7.9
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2022.06.28
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