【2017年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2017年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
ドリス タイガース 63 37 5.0 1.11 19 2.71
田島慎二 ドラゴンズ 63 34 1.8 1.04 20 2.87
カミネロ ジャイアンツ 57 29 2.8 1.25 17 2.42
山﨑康晃 ベイスターズ 68 26 6.5 0.99 12 1.64
今村猛 カープ 68 23 2.6 1.24 17 2.38
秋吉亮 スワローズ 43 10 3.5 1.14 16 3.35

2016年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
澤村拓一 ジャイアンツ 63 37 2.5 1.27 19 2.66
中﨑翔太 カープ 61 34 2.8 1.13 9 1.32
山﨑康晃 ベイスターズ 59 33 2.7 1.39 23 3.59
マテオ タイガース 52 20 2.3 1.16 11 1.80
秋吉亮 スワローズ 70 19 4.5 0.93 17 2.19
田島慎二 ドラゴンズ 59 17 2.4 1.27 16 2.44

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2017年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
桑原謙太朗 タイガース 67 6.3 0.94 11 1.51
石山泰稚 スワローズ 66 4.5 1.17 23 3.03
マシソン ジャイアンツ 59 4.4 1.02 17 2.24
砂田毅樹 ベイスターズ 62 3.8 1.23 25 4.12
ルーキ スワローズ 61 3.7 1.20 20 2.97
マテオ タイガース 63 3.6 1.12 18 2.75
パットン ベイスターズ 62 3.5 1.15 18 2.70
岩崎優 タイガース 66 3.3 1.26 19 2.39
近藤一樹 スワローズ 54 3.2 1.19 29 4.72
ジャクソン カープ 60 2.9 1.00 14 2.03
一岡竜司 カープ 59 2.9 1.06 12 1.85
西村健太朗 ジャイアンツ 45 2.4 1.21 19 3.56
池田駿 ジャイアンツ 33 2.2 1.22 14 3.35
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 50 2.0 1.43 19 4.79
中﨑翔太 カープ 59 1.8 0.92 9 1.40
三上朋也 ベイスターズ 61 1.8 1.24 29 5.12
伊藤準規 ドラゴンズ 39 1.7 1.47 27 3.88
祖父江大輔 ドラゴンズ 35 1.5 1.31 12 2.57

2016年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
マシソン ジャイアンツ 70 4.5 1.09 21 2.36
今村猛 カープ 67 4.0 1.11 20 2.44
ジャクソン カープ 67 3.9 1.01 13 1.71
岡田俊哉 ドラゴンズ 57 3.7 1.24 23 3.20
髙橋聡文 タイガース 54 3.5 1.28 16 3.76
又吉克樹 ドラゴンズ 62 3.2 1.37 17 2.80
ルーキ スワローズ 69 3.0 1.33 22 3.06
須田幸太 ベイスターズ 62 2.7 1.34 16 2.68
山口鉄也 ジャイアンツ 63 2.3 1.25 26 4.88
藤川球児 タイガース 43 2.3 1.40 32 4.60
田中健二朗 ベイスターズ 61 2.2 1.45 12 2.45
安藤優也 タイガース 50 2.0 0.96 12 2.53
三上朋也 ベイスターズ 59 2.0 1.11 17 2.61
祖父江大輔 ドラゴンズ 46 1.7 1.16 15 3.14
田原誠次 ジャイアンツ 64 1.3 1.43 21 3.46
松岡健一 スワローズ 53 1.3 1.54 23 3.74
村中恭兵 スワローズ 52 1.3 1.51 29 3.90
ヘーゲンズ カープ 50 1.0 1.25 27 2.92

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2017年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
髙橋聡文 タイガース 61 3.6 0.90 9 1.70
中澤雅人 スワローズ 28 3.5 1.25 12 4.10
藤川球児 タイガース 52 3.0 1.15 14 2.22
加賀繁 ベイスターズ 33 2.9 1.37 13 4.44
福谷浩司 ドラゴンズ 25 2.9 1.65 17 5.74
森福允彦 ジャイアンツ 30 2.6 1.45 7 3.05
中田廉 カープ 53 2.5 1.22 14 2.70
松岡健一 スワローズ 37 2.5 1.26 13 3.51
ブレイシア カープ 26 2.4 1.33 10 3.00
谷元圭介 ドラゴンズ 18 2.3 1.44 12 6.00
石崎剛 タイガース 26 2.1 1.01 4 1.17
平田真吾 ベイスターズ 33 1.7 1.35 19 4.71
田中健二朗 ベイスターズ 60 1.6 1.37 24 4.47
田原誠次 ジャイアンツ 27 1.5 1.39 9 2.89
篠原慎平 ジャイアンツ 23 1.4 1.43 11 3.62
ヘーゲンズ カープ 11 1.4 2.07 11 6.60
三ツ間卓也 ドラゴンズ 35 1.1 1.65 17 4.06
山本哲哉 スワローズ 32 0.8 1.62 18 4.76

2016年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
久古健太郎 スワローズ 39 5.4 1.18 13 4.44
大瀬良大地 カープ 17 4.0 0.97 8 3.32
小川龍也 ドラゴンズ 44 3.8 0.95 8 2.27
加賀繁 ベイスターズ 26 2.8 1.50 10 5.40
福谷浩司 ドラゴンズ 41 2.6 1.35 18 4.05
オンドルセク スワローズ 30 2.6 1.16 8 2.45
平井諒 スワローズ 33 2.4 1.16 10 2.81
島本浩也 タイガース 23 2.4 1.34 10 3.65
ドリス タイガース 34 2.2 1.03 8 2.12
一岡竜司 カープ 27 2.1 1.05 5 1.82
榎田大樹 タイガース 35 2.0 1.39 19 4.31
山井大介 ドラゴンズ 33 2.0 1.30 32 4.52
オスカル カープ 23 1.9 1.72 16 6.35
小杉陽太 ベイスターズ 20 1.9 1.35 11 3.71
ザガースキー ベイスターズ 32 1.8 1.71 18 4.96
西村健太朗 ジャイアンツ 27 1.6 1.64 10 3.21
宮國椋丞 ジャイアンツ 34 1.6 1.19 13 2.95
戸根千明 ジャイアンツ 42 1.5 1.50 18 4.50

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

2017年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
比嘉幹貴 バファローズ 43 12.0 0.76 4 1.02
青山浩二 イーグルス 26 6.8 1.03 12 3.09
新垣勇人 ファイターズ 29 4.8 1.12 7 1.20
佐藤祥万 カープ 29 4.6 0.88 7 2.22
塚原頌平 バファローズ 24 4.5 1.33 9 3.16
野澤佑斗 ホークス 42 4.5 0.68 5 1.02
小山雄輝 イーグルス 32 3.9 1.14 11 3.13
土田瑞起 ジャイアンツ 20 3.6 1.23 6 2.89
田中豊樹 ファイターズ 36 3.5 1.42 18 4.26
伊藤和雄 タイガース 39 3.4 1.14 5 1.05
石井裕也 ファイターズ 29 3.3 1.28 6 1.82
黒沢翔太 マリーンズ 39 3.2 1.22 18 3.00
福谷浩司 ドラゴンズ 30 3.1 0.98 8 2.20
谷岡竜平 ジャイアンツ 33 3.1 1.23 17 2.98
大原慎司 ベイスターズ 26 3.1 1.11 10 3.70
宋家豪 イーグルス 33 3.0 1.23 26 4.28
金子丈 ドラゴンズ 39 3.0 1.27 17 3.59

2016年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
福谷浩司 ドラゴンズ 24 14.5 0.72 5 1.55
黒沢翔太 マリーンズ 38 8.8 0.99 19 2.66
大山暁史 バファローズ 32 7.5 0.97 8 3.66
相原和友 イーグルス 24 6.7 1.02 9 3.92
浅尾拓也 ドラゴンズ 28 6.5 1.22 12 4.26
石橋良太 イーグルス 26 6.2 0.98 9 2.73
矢貫俊之 ジャイアンツ 25 5.2 1.02 9 2.86
横山貴明 イーグルス 28 4.5 1.43 9 2.83
山本翔也 タイガース 48 4.1 1.04 9 2.11
西原圭大 カープ 36 3.7 1.00 5 1.50
石川直也 ファイターズ 40 3.6 1.04 20 3.53
福原忍 タイガース 33 3.4 1.68 20 6.59
武藤好貴 イーグルス 36 3.3 1.35 18 4.46
香月良太 ジャイアンツ 41 3.3 0.96 10 2.06
金子丈 ドラゴンズ 50 3.3 1.16 17 3.35
桑原謙太朗 タイガース 29 3.0 0.88 7 2.42

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2022.7.9
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